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あん
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シフトです❤️

さくらこ
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悪人の行く末

 

何気なく鑑賞した映画『十一人の賊軍』

 

なかなかに興味深い内容でした!

 

あらすじは、戊辰戦争のさなか、新発田藩の命運を賭けた砦を守るため集められた11人の罪人たちの決死の戦いを描く時代劇アクション。

 

⚠︎以下ネタバレ含みます!

 

 

 

 

このお話の面白いところは、罪人のほとんどがなくなってしまうところにあります。

またそんな悪事を行ったお偉い様の娘は自死してしまうのです。

 

江戸時代は儒教的な価値観が根ざしており、悪人には明るい未来がない=死という考え方がありますよね。

 

それは江戸時代の創作物にも反映されていて、歌舞伎でも悪役は(どんな悲しい事情があれども)ほとんどの場合召し捕らえられます。(歌舞伎では描かれませんが死ぬのでしょう)

 

三人吉三や女殺油地獄など、その代表作ではないでしょうか?

 

そんな考え方は、現代の物語の系譜にも受け継がれていると思います。

 

たとえば漫画『黒執事』の人気エピソード「サーカス編」

 

こちらもネタバレになりますが、主人公たちが潜入したサーカス団は、実はほぼ全員同じ孤児院で育ち、父と慕っていた人からの命令で犯罪に加担していたのです。

 

結末はサーカス団の人間は全員死にます。

 

この点について、作者である枢やな先生は「どんな事情があれども悪に手を染めた人間には変わりなくそのため死という結末を選んだ」

と言及なさっていました。(私の記憶によれば…)

 

また漫画『BANANA FISH』でも同じことが起きます。

主人公英二と深い関係になるアッシュというキャラクター(ブロマンス…止まりであると認識しております)も最後には静かに亡くなります。

 

このことについても吉田秋生先生は「どんなことがあっても人を殺してきたことには変わりない。最後は明るいものにはならない」的なことをインタビュー記事で語られていたと記憶しています。

 

この悪人や罪に対する、どんな事情があれども悪事に手を染めた人間に良い最後はないという考え方が現代にまで連綿と続いていることに、日本作品ならではの物語の「型」を感じざるを得ません。

 

冒頭に戻りますが、今回見た『十一人の賊軍』にも同じ悪人の系譜のようなものを感じざるを得ないのです。

 

そんな悪人に対する価値観に触れるたびに、私は物語における悪役の立ち位置に面白さを感じてしまうのです。

 

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うた
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